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私、アルトが日々の練習の中で閃いた弓道に関する発見を紹介するページです。
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おっひさしぶり~♪いや~前回威勢良くスタートしたものの、ここのところこれといった閃きに恵まれずなかなか記事が書けなくて申し分けなかったですゥ。いろいろと探してはいるんですがね・・ま、言い訳はこれくらいにして、そろそろ本題に移らせていただきます。
 ひさびさの閃きネタですが、今回のネタは「人指し指の効果」についてです。みなさんは押し手の人指し指ってどうしてますか?伸ばしている人もいるでしょうし、曲げている人もいるでしょう。人によって千差万別だと思います。それでですね、今回私が述べる人指し指に関する閃きというのは、曲げるのと伸ばすのとどっちがいい?ということではなく、人指し指の開きについてです。通常、大三(斜面の方は打ち起こし)から引き分けていくときに押し手の人指し指って何もしなければ中指にくっついてしまいますよね?(つまり、上押しの強い人は人指し指も中指とともに下を向いてしまうということです)これをもし、人指し指と中指の間を開いたらどんな効果があるでしょうか?このことについて私はいろいろと考えました。まず、第1の効果として、人指し指を開くと手の内に緊張が生まれ、親指の付け根の筋肉と掌根には人指し指とは逆、すなわち親指根と掌根が近づくような力が働きます。これにより必然的に手の内を小さく保つことができるため、無理に親指を中指の側面に押し付けなくても親指根の筋肉が弓の力に負けることがなくなるので離れの瞬間まできっちりと角見を効かせることができるようになるのです。そして第2の効果として、(これは上押しが強い人には特に言えることなのですが)押し手の下筋の筋肉の働き(下押し)を活性化させることができるのです。つまり、人指し指を開くことで、例え上押しが強くて親指が下を向いていたとしても、押し手全体の力の方向を人指し指が先導してくれるため下筋がよく効き、的に対してまっすぐ押せるようになるのです。これにより、上押しの効き過ぎで矢が失速して掃き矢になったり、離れで押し手を上押しの方向に押し下げたりすることがなくなるのです。いかがでしたでしょうか?これもいろいろと人によって合う合わないがあると思いますが、もし良ければお試しあれ!
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 プロローグに引き続きまして、元気よく第1回目の閃きのご紹介にいきたいと思います。今回のテーマは『斜面と正面の違いについて』です。
 先日、私(正面打起し)は斜面のエライ先生に自分の射を見ていただきました。その時一番に言われたことは「腰をしっかりと入れなさい!」ということでした。腰を入れると上体が起き、きちんと胸が入るとの先生の理論のもとその日からしっかりと腰を入れて引いていたものの、どうも両肩が抜ける気がして会に入っても収まりが悪い・・。「なぜだろう・・先生の理論は確かに正しいはずなのに」と思い悩む日々が続きました。
 そしてある日の夜、布団に入ってボーっと考えていた時キュピーンと閃いたのです!それは斜面と正面の性質の違いでした。もともと斜面は歩兵用に考案された射型ですので、胴造りにおける上体の安定を図るためにはどうしても腰を入れなければならなかったのです。斜面は打ち起こしからも分かるように、体の前で手の内を作ってから打ち起こし、そこから矢を体に引きつけるようにして引き分けるため横の働きが強くなります。そのため腰が退けていると上体が前のめりになり胸が沈んで縦線が効かなくなるのです。一方、正面は馬上から射るために作られた射型ですので、斜面とは逆にお尻を体の後ろ上に突き上げるようにして袴の背板が当たる部分に張りを持たせ、背板が腰にくっつくようにすることで馬上でも上体がのけぞることなく安定して矢を射ることができるのです。また、正面も打ち起しを見ていただければ分かるように、大三で手の内を決めて、そこから引き下ろすようにして引き分けるため縦の働きが強くなります。そのため、腰を入れてしまうと上体が後ろにのけぞり胸が潰れ両肩が抜けて会で収まらなくなってしまうのです。私が練習で感じた違和感はここにあったのです。
 この事実に気が付いたとき、斜面と正面の違いというのは単に引き方や見た目の違いだけではなく、地上と馬上という明らかな状況の違いの中にあっても、それぞれの場でいかに最大限かつ合理的に弓の持つ力を引き出し、矢を的へ的中させるかという究極の問いに対して先人たちが果敢に挑み、知恵を振り絞った結果生み出された結晶なんだと心の底から感じました。
いや~、いよいよ始まっちゃいました。何かとっても楽しいですね!・・おっと失礼。申し遅れました。このたびこの「弓道閃き小ネタ」を立ち上げさせていただくことになりました。「アルト」と申します。以後、お見知りおきを。 ところで、なんでまた今回こんなケッタイなブログを作ろうと思ったかと申しますとですね、弓道って上手な人からの知識の「受け継ぎ」だけで上達していくものと思われがちですが、それだけじゃないと思うんですよね。何より積み上げた知識と経験が新たな真実を生む・・・そう!そこには「閃き」があると思うのです。だから弓道は楽しいものだと思うんです。少なくとも私はそう考えます。正しいかどうかは分からないけれど、これから私がここに書き込んでいく様々なネタは私が日々の練習で閃いたことばかりです。私はこのブログを弓癖に悩んでいる、あるいは自分の射に行き詰まりを感じている等、多くの弓道を愛する方々の新たな「閃き」につながってくれるといいな♪という思いで立ち上げました。だから、このブログは単に私の閃きの「公表の場」であって欲しくないんです。私の閃きに対して「これは違うのではないか?」とか「ブログにはこう書いてあったけど、僕は(私は)こう思うな」など皆さんと意見を交換し合い、新たな閃きを生み出す場として利用していただきたいのです。未熟者ではありますが、精一杯がんばりますのでどうかよろしくお願いします。
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アルト
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誕生日:
1977/12/20
職業:
弓道人?
趣味:
弓道
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